【SO咲くSTUDIO RIO】りお先生インタビュー 自分らしさを見つめ直すカラーとカードリーディング

はじめまして、りおです。カラーセラピー歴12年。
人の心に寄り添う中で占いに出会い、占い歴は5年になります。
1年間の占い事務所での活動を経て、現在は個人で鑑定を行っています。

穏やかな時間と猫、そしてSF（少し不思議）が大好きです。
カード占いを通してインスピレーションを言葉に繋ぎながら、お客様の心が少しでも軽くなるよう努めています。
どうぞよろしくお願いいたします。

もともとはカラーセラピストとして活動しており、「次の一歩」を後押しできるツールとして占いを取り入れたことが始まりです。
占いには以前から興味がありましたが、相手の感情に影響を受けやすかったため、しばらく距離を置いていました。

自分の軸が整ったと感じたタイミングで、改めてカードを手に取り、本格的に占いを始めることにしました。

占い師として活動を始めてから約5年になります。地元で開催されるマルシェなどのイベント出展を中心に、オンライン（ココナラなど）からのご依頼もいただいています。
初めの頃は本業と両立しながら月に1〜2回のペースで鑑定を重ね、現在はご縁を大切に、落ち着いたペースで活動を続けています。

ギャップがあると言われることが多いです。
見た目は「穏やか」「真面目そう」と言われますが、実際にお話しすると意外と行動的で熱意があるタイプだと感じられるようです。
また、漫画やアニメなど創作の世界が好きで、その話題をきっかけに和やかに会話が広がることもあります。

鑑定では、オラクルカードで大きな流れを読み取り、タロットカードで具体的なポイントを掘り下げていきます。
カードの意味を大切にしつつ、インスピレーションを重ねてメッセージをお伝えしています。
また、四柱命式を基にした個性診断では、個性の傾向を色彩にたとえてお伝えしています。
ご自身と周囲の個性を理解し、自分らしい選択や行動ができるようアドバイスしています。

直感はもちろん大切にしていますが、私の根底にあるのは人との関わりの中で育まれた「洞察力」です。
スピリチュアルと現実、その両方のバランスをとるハイブリッド型の占いが、私の特徴かもしれません。

お仕事に関するご相談が圧倒的に多く、私の得意分野でもあります。
私自身、さまざまな働き方や職種を経験してきたため、相談者様の状況をより身近に感じながらアドバイスできるのだと思います。

ご相談に来られる方は、これから就職を控える学生の方から、社会人のベテランの方まで、男女問わずさまざまです。

職場の人間関係では、自分の考えを譲れず苦しくなったり、本音を出しづらく感じたりすることも多く、そのようなお悩みを抱える方が多くいらっしゃいます。

お友達と一緒にいらして、本音を出しづらそうにされていた方がいました。
ご相談内容も、お友達に合わせて「恋愛運を」とのこと。けれどカードからは「本当は今は恋愛よりも、自分の時間や仕事を大切にしたい」というメッセージが伝わってきました。

それはまさに、相談者さまの心の声でもあったように思います。
自分を出せないというより、「出すべきタイミングを見ている」・・そんな印象を受けたので、
「周りに合わせなくても大丈夫、マイペースでいいよ」とお伝えしました。

その瞬間、ふっと心のドアが開いたように表情が和らぎ、雰囲気が軽くなったのを覚えています。
きっと、目に見えない彼女のサポートさんたちが、この出会いを導いてくれたのかもしれません。

相談者様が安心して気持ちを話せるよう心がけながら、いくつかの選択肢をお伝えしています。
私のモットーは「道標になること」。
進むのか、立ち止まるのか、戻るのか・・どの道を選ぶかは、相談者様ご自身が決めることが大切だと考えています。

占いの結果に執着しすぎないことが大切です。鑑定中や会話の中で心が揺さぶられることがありますが、それは腑に落ちる気づきであったり、反骨心であったり・・あくまで「その瞬間」のもの。

大事なのは、心が揺れた感覚を大切にすることです。
結果に縛られず、「何に対して心が動いたのか」をご自身の心とゆっくり会話してみてください。

初めは不安そうだった表情が明るくなり、瞳が輝く瞬間や、帰り際の足取りが軽くなっているのを見ると、本当に嬉しくなります。

新しい占術を増やすよりも、今扱っているカードリーディングを深めていきたいと思っています。
自分には卜術が性に合っていると感じていて、カードを通して「そこからどう次の一歩を踏み出すか」を一緒に探る時間を大切にしています。

今はインスピレーションを受け取りやすくするために心身を整えたり、感じたことを言葉に落とし込む練習を重ねています。
それが私にとっての「今の学び」です。

占いは、未来を決めるものではなく、今の自分を見つめ直すきっかけのひとつだと思っています。
占いの結果に一喜一憂するよりも、心が揺れた瞬間を大切にしてほしいと思います。
それが、自分にとって本当に必要な気づきや選択のヒントになるからです。

結果そのものに縛られるのではなく、「心が動いたこと」に意識を向ける。
・・それが、私が占いを通して伝えたい本質です。
現実を大切にしながら、少し不思議な視点を添えて、これからも皆さまの歩みに寄り添っていけたらと思います。