タロットカードの「ワンド3」の絵柄は、3本の棒です。棒のことをワンドといい、ポジティブなもの、よいものと考えてよいでしょう。
「ワンド3」は、占いの対象者(相談者)に次のステージに進むときが到来したことを伝えています。
タロット占いで小アルカナ「ワンド3」が出てきた相談者は今、どのような運命にあるのでしょうか。
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小アルカナ「ワンド3」の意味
78枚で構成されるタロットカードには56枚の小アルカナ・カードがあり、小アルカナはさらに、ワンド(棒)、ペンタクル(金貨)、ソード(剣)、カップ(聖杯)の4つの種類(スート)にわかれます。
ワンド・カードは14枚あり、どれもパワフルかつポジティブなものですが、そこに込められているメッセージは1枚1枚かなり異なります。
ここでは14枚のワンド・カードのうち「ワンド3」カードの意味、シンボル(絵柄)の解釈、正位置と逆位置の意味を紹介します。
「ワンド3」の基本的な意味
「ワンド3」カードの基本的な意味は、創造的な活動、良好なコミュニケーション、準備完了、協力者や支援者が確保できた状態、次のステージへのステップアップとなります。
なお「ワンド3」が意味することは、今のステージから上のステージにあがることであり、ゼロから1を始めることではありません。
ちなみにゼロ→1は「ワンドエース(エースは1のこと)」が持つ意味になります。
「ワンド3」のシンボル(絵柄)の解釈
「ワンド3」カードのシンボル(絵柄)である3本の棒は、相談者の準備が完了したことを表しています。相談者は現状に満足すべきではなく、成長するために新たな一歩を踏み出すべきです。
カードにはそのほかに「黄金(こがね)色の海」「海をみている男性」「男性は裸足(はだし)である」「海に浮かぶ船」「海の向こうの大地」が描かれています。それぞれの意味は次のとおり。
3本の棒の意味
創造的である、コミュニケーションが取れている、目的を果たすための計画と手段がそろっている。
3本の棒は相談者の武器。3本の棒を持って次のステージにステップアップするとよい、とカードは伝えている。
黄金色の海の意味
希望、よい兆候、潜在意識の深さ。そこに飛び込むには勇気が要るが、その恐さを振り切って前進すべき。
海をみている男性の意味
新しいことへの挑戦、情報収集。挑戦を控えた者の気持ちの高ぶり。
男性は裸足である
今はまだ豊かな状態ではないことを意味している。カードは「今はつらいだろうが、もう準備は整った。進みなさい」といっている。
海に浮かぶ船の意味
あくなき探求心、前進している様子。
海の向こうの大地の意味
新たな目的、明るい未来。成功を手に入れるまでの道のりの遠さ、または困難さ。
簡単に成功できないからこそ、取り組み続けることで大きなリターンが得られる。
「ワンド3」の正位置の意味や解釈
タロット占いで「ワンド3」カードが出てそれが正位置だった場合、「ワンド3」カードそのものの意味になります。
したがって相談者には今、明るい未来を獲得するために現状を捨てる覚悟が求められています。
- 相談者は今、準備が整った状態にある
- 相談者は今、新しいことに挑戦したくて仕方がない(強い気持ちが備わっている)
- 相談者は今、もしかしたら現状にしがみつきたいと思っているかもしれないが、それでは成長はかなわない
- 相談者は今、つらい現状から脱して前進するとき
「ワンド3」の逆位置の意味や解釈
「ワンド3」カードが逆位置に出てしまったら、正位置の逆の状態にあると解釈されます。
つまり相談者は次のような状態にあると考えられます。
- 相談者には今、悪い兆候がみえているはず
- 相談者には今、新しいことをする意欲がない
- 相談者は今、「未来は暗い」と感じている
- 相談者は今、苦労して勝ち取る明るい未来より、楽できる現状にしがみつきたいと思っている
小アルカナ「ワンド3」の相手の気持ちについての解釈
相談者が気になる相手の気持ちを知りたくてタロット占いを行い、「ワンド3」カードが出た場合の解釈の仕方について解説します。
「ワンド3」の正位置
「ワンド3」カードを正位置で出した相談者には今、自分の挑戦を支えてくれる人がいるはずです。
それは家族や友人かもしれませんし、会社の同僚や上司かもしれません。
その人たちは相談者が次のステップに進むことを応援してくれますし、支援を惜しまないでしょう。今はその人たちのサポートを遠慮なく受けてください。
自分が成功したら、その人たちに恩返しすればよいのです。
「ワンド3」の逆位置
「ワンド3」カードが逆位置で出たら、相談者は今、孤立無援の状態にあるかもしれません。相談者は相手のことを気にしていても、相手は相談者のことをなんとも思っていません。
支えて欲しいのに、支援を申し出てくれる人がいません。また、支援を申し出てくれる人は、むしろ相談者から何かを奪おうとしているので、そのような人が頼りになるはずがありません。
相談者は今は次のステップに進むときではありません。今は力を蓄えるときです。
タロットカード「ワンド3」の恋愛についての解釈
相談者が恋愛を占いたくてタロットカードをめくったときに「ワンド3」カードが出た場合の解釈の仕方について解説します。
「ワンド3」の正位置
「ワンド3」カードの正位置を出した相談者のパートナーは船のような存在です。
その人と一緒にいれば、相談者は大海原にだって旅立つことができます。2人で新たなことに挑戦していきましょう。
意中の人との関係がまだ友人どうしであれば、今こそ恋人関係に進むときです。思い切って告白してみましょう。
もしパートナーとの結婚を意識していたら、真剣に検討してみてください。「この人となら」と思えたら、関係を次に進めるべきです。
「ワンド3」の逆位置
「ワンド3」カードが逆位置で出たら、相談者の恋愛はうまくいっていません。
パートナーとの生活はすれ違いの毎日。「この人じゃないな」という印象は当たっているかもしれません。
もしくは、相談者がパートナーのことを愛していても、パートナーにはそこまでの気持ちはないかもしれません。
小アルカナ「ワンド3」の仕事についての解釈
相談者が仕事の状況について知りたくてタロット占いを行い、「ワンド3」カードが出た場合の解釈の仕方について解説します。
「ワンド3」の正位置
「ワンド3」カードを正位置で出した相談者はビジネスで期待して大丈夫です。
実は、ビジネスや仕事に限っていうと「ワンド3」には「交易」という意味があります。
交易とは国と国の間の海外貿易のことですが、これを広く解釈すると、上司と部下の協力関係や、自社と取引先の提携となります。
相談者は今、ようやく準備が整いました。大きなプロジェクトに取りかかって大丈夫です。
上司から大きな仕事を打診されたら、自信を持って引き受けてください。その挑戦こそ、未来への扉です。
ただしその仕事は生半可な覚悟では完遂できません。これまで培った技術と知識を総動員して事にあたってください。
そしてもし相談者が起業を考えていて、「十分準備はできた」と思えたら勝負に出てもよいでしょう。
無論起業にリスクはつきものですが、そのリスクを取る価値が今の相談者にはあります。
「ワンド3」の逆位置
「ワンド3」カードを逆位置で出した相談者は、今は新しい仕事にチャレンジするときではありません。
なぜなら新しい仕事をこなせる力がないからです。
仕事関連の占いにおける正位置「ワンド3」が相当強いポジティブを示しているため、その逆になる逆位置「ワンド3」は相当強いネガティブを意味します。
今は目の前の仕事をこなすことに力を入れてください。スキルを磨いたり、資格を取得したり、人脈を構築したりして、次のチャンスを待ったほうがよいでしょう。
「よい兆候がみえない」と感じるのは、よい兆候が起きていないからです。
もし相談者が起業を考えていたら、今はそのときではないでしょう。
本当に準備は整っていますか。起業には人・モノ・カネの3つの経営資源が必要ですが、すべてそろっていますか。
逆位置の「ワンド3」は「今は準備に力を入れるとき。勝負を仕掛けるときではない」と相談者に訴えています。
小アルカナ「ワンド3」の金運についての解釈
相談者が自分の金運を知りたくてタロット占いを行い、「ワンド3」カードが出た場合の解釈の仕方について解説します。
「ワンド3」の正位置
「ワンド3」カードを正位置で出した相談者に、今ようやく金運が巡ってきました。これまでの損失を取り返すときです。
ただし金運が巡ってきたといっても、お金回りがよくなるのは、相談者がこれまでずっと努力を続けてきたからです。つまり、なるべくしてなっただけなのです。
そのため今の金運だけで、すべてがうまくいくわけではありません。例えば公営ギャンブル(合法ギャンブル)で勝てる保証はまったくありません。
「ワンド3」カードを正位置で出した相談者の金運は、あくまで、これまで自身が心血を注いできた領域でのみ有効です。
「ワンド3」の逆位置
「ワンド3」カードを逆位置で出した相談者の金運は今、悪い状態にあります。今は投資する段階にありません。
ただし「金運がない」と嘆く必要はありません。運のなかでも金運は、順繰りに巡ってくるものだからです。次に金運が巡ってきたときのために、準備をしましょう。
準備はとても大切で、それをしていないと、次に金運が巡ってきても大金を得ることが難しくなります。
金運といっても空から札束が降ってくる類(たぐ)いのものではありません。
金運は、これまでの実績が歯車を回すのを手伝うだけです。その結果お金の巡りがよくなるだけです。
物事に真剣に取り組んで、確実に実績をあげて、確かな歯車を用意しておかないと、金運が巡ってきても少額しか獲得できません。
小アルカナ「ワンド3」の未来についての解釈
相談者が自分の未来を知りたくてタロット占いを行い、「ワンド3」カードが出た場合の解釈の仕方について解説します。
「ワンド3」の正位置
「ワンド3」カードを正位置で出した相談者は、今こそ次のステップに進めば明るい未来が約束されています。そして相談者は今、未来に続く道を切り拓く準備が整っています。
しかしこれを逆からみると、相談者は今行動しないと未来に光を照らすことができない、となります。
相談者は今、知力も体力も充実していて、努力の成果が現れ始めていて、多くの人に支えられています。
これだけの好条件がそろうことは滅多にないことです。
この機を逃すべきではありません。
「ワンド3」の逆位置
「ワンド3」カードを逆位置で出した相談者がいくら周りを見渡しても、未来を明るくする兆候がみえません。
行動を起こそうにも準備不足です。まずは基礎体力を身につけませんか。
もし今、無謀な挑戦をしてしまったら、近い将来そのツケを支払うことになるでしょう。それは人生における無駄なコストとなり成長スピードを鈍化させます。
今はあえて挑戦を手控えて、目の前の仕事に地道に取り組んだり、周囲の人に親切にしたり、善行を繰り返して徳を積んだりするほうがよいでしょう。
人生には攻めるべきときと守るべきときがあり、「ワンド3」カードを逆位置で出した相談者は今、守りを固めるべきです。
小アルカナ「ワンド3」まとめ:現状に甘んじては発展はなし
「ワンド3」の意味を解説しました。
正位置の「ワンド3」カードを出した相談者がしなければならないことは、現状との決別です。
現状は相談者にとって適温のはず。暑くなく寒くなく、すごしやすい環境下に居ます。周りもいい人ばかりです。
しかし現状に甘んじていては発展はありません。
現状を捨てて次のステップに進むことで(もちろんそこには新たな困難が待ち構えているかもしれませんが、それでも)それを乗り越えたとき「新自分」ができあがります。
そして今の相談者なら、この挑戦ができます。
逆位置の「ワンド3」カードを出した相談者は、今は待ちの姿勢を崩さないようにしましょう。
しかし単なる待ち、つまり受け身の待ちではなく、次に攻めるときに必要になる力と知恵を身につけながら待ちましょう。
今回のタロット占いで逆位置の「ワンド3」カードを出してしまっても落胆する必要はありません。
努力を重ねて力をつければ、次は正位置の「ワンド3」カードが出るかもしれません。
逆位置の「ワンド3」カードは、「次によいカードを引くための準備に取りかかりなさい」と教えてくれています。