タロットカードの小アルカナ「ワンド6」に描かれているのは6本の棒です。
棒のことをワンドといい、ここでは共生を意味します。
共生とは複数の人たちと一緒に歩むことですが、「ワンド6」は複数の人たちのなかのリーダーにフォーカスしています。
タロットカード占いで「ワンド6」を出した相談者は今、どのような運命にあるのでしょうか。小アルカナの意味を解説します。
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小アルカナ「ワンド6」の意味
78枚で構成されるタロットカードには56枚の小アルカナ・カードがあり、小アルカナはさらに、ワンド(棒)、ペンタクル(金貨)、ソード(剣)、カップ(聖杯)の4つの種類(スート)にわかれます。
ワンド・カードは14枚あり、どれもパワフルかつポジティブなものですが、そこに込められているメッセージは1枚1枚かなり異なります。
ここでは14枚のワンド・カードのうち「ワンド6」カードの意味、シンボル(絵柄)の解釈、正位置と逆位置の意味を紹介します。
「ワンド6」の基本的な意味
「ワンド6」カードの基本的な意味は『共生』『リーダーシップ』『理想』『意志』『勝利』『成功』『最良の解決』となります。
「ワンド6」のシンボル(絵柄)の解釈
「ワンド6」カードのシンボル(絵柄)である6本の棒が意味する共生とは、組織内やコミュニティ内のメンバーが協力し合ってよりよい未来をつくるために取り組んでいく、といった意味になります。
カードにはそのほかに「馬に乗る人」「馬に乗る人の頭にのる月桂樹の冠(かんむり)」「馬に乗る人を取り囲む人々」「棒に生えている若葉」が描かれています。それぞれの意味は次のとおり。
6本の棒の意味
共生、協力、リーダーとその仲間たち
馬に乗る人の意味
リーダー、リーダーシップ、理想を持つ人、意志が強い人
馬に乗る人を取り囲む人々の意味
リーダーの仲間、リーダーの理解者たち、リーダーの協力者
棒に生えている若葉の意味
新しいエネルギーが湧きあがってくる
これらの複数の意味からは、しっかりしたリーダーが仲間を引っ張り、仲間がしっかりとリーダーを支えている様子がうかがえます。
そして「ワンド6」を出した相談者こそ、この素晴らしいチームのリーダーです。
「ワンド6」の正位置の意味や解釈
タロット占いで「ワンド6」カードが出てそれが正位置だった場合、「ワンド6」カードそのものの意味になります。
したがってタロットカード占いの対象者(相談者)は今、リーダーシップを取れる能力を有し、そして実際にリーダーに就いている状態にあります。
- 相談者は今、リーダーのポジションにあ
- 相談者に今、理想を実現するときが訪れた
- 相談者には今、自分を支えてくれる人が、しかも複数人いる
- 相談者は今、自分のチームを牽引する意欲に満ちあふれている
- 相談者は近く、チーム・メンバーの力を結集して成功するだろう
「ワンド6」の逆位置の意味や解釈
「ワンド6」カードが逆位置に出てしまったら、正位置の逆の状態にあると解釈されます。
つまり相談者は次のような状態にあると考えられます。
- 相談者は今、自分がリーダーであることに自信が持てない
- 相談者は今、自分を支えてくれていた人たちに離反されて悩んでいる
- 相談者にはしばらくの間、リーダーに就く機会が訪れないだろう
- 相談者がリーダーであり続ける限り、そのチームが成功することはない(かもしれない)
小アルカナ「ワンド6」の相手の気持ちについての解釈
相談者が気になる相手の気持ちを知りたくてタロット占いを行い、「ワンド6」カードが出た場合の解釈の仕方について解説します。
「ワンド6」の正位置
「ワンド6」カードを正位置で出した相談者は、気になるその人を信頼することができます。
安心してください、その人が相談者を裏切ることはないでしょう。そしてその人を大切にしてください。
なぜならその人は相談者を支えてくれて、守ってくれるからです。
しかも信頼できる人は1人だけではありません。もし相談者がチームや組織のトップにいたら、そのなかのメンバーは信用できる人ばかりです。
相談者は今こそ、その人たちの力を借りて大きな仕事をやり遂げるときです。
「ワンド6」の逆位置
「ワンド6」カードが逆位置で出たら、相談者は今、人間関係において苦境に立たされています。「あの人が私を裏切るなんて」と思ったのもつかのま、別の人も相談者を裏切るでしょう。
もし相談者が今、組織のリーダーを務めていたとしたら、組織内に相談者を引きずりおろそうと企んでいる者がいるはずです。
また、相談者が所属している友達グループは、相談者にとって好ましいものではありません。抜け出したほうがよいでしょう。
小アルカナ「ワンド6」の恋愛についての解釈
相談者が恋愛を占いたくてタロットカードをめくったときに「ワンド6」カードが出たときの解釈の仕方について解説します。
「ワンド6」の正位置
「ワンド6」カードの正位置を出した相談者の恋愛は順調なはずです。相談者がパートナーを引っ張る関係なので、自信をもって導いてあげてください。
パートナーも相談者にリードしてもらっていることを心地よく感じているはずです。
もし相談者が、今は恋愛していなければ、近くよい出会いがあるはずです。そしてその恋愛は家族からも友人からも喜ばれるはずです。
今のパートナーは「結婚するならこの人」と思える人です。
「ワンド6」の逆位置
「ワンド6」カードが逆位置で出たら、相談者の恋愛は今、不遇のときにあります。
もし相談者がこの恋愛をリードしていたら、パートナーはそのリードの仕方を嫌がっています。例えば「なぜすべてを1人で決めようとするのか」と思われています。
もしパートナーがこの恋愛をリードしていたら、相談者はそのリードの仕方を歓迎していないのではないでしょうか。パートナーに対して「自分勝手だな」と思っていませんか。
もし今の恋愛に不具合を感じていたら、周りの人に「自分たちのことをどう思うか」聞いてみましょう。
そこで複数の人がネガティブな感想を述べたら、重ねて「どうしたらいいと思うか」と尋ねてみてください。その人たちのアドバイスにしたがったほうがよいでしょう。
もし相談者がまだ恋愛していなければ、しばらくは期待しないほうがよいでしょう。
もし出会いがあったとしても慎重に行動することをおすすめします。その人は違うかもしれないからです。
小アルカナ「ワンド6」の仕事についての解釈
相談者が仕事の状況について知りたくてタロット占いを行い、「ワンド6」カードが出た場合の解釈の仕方について解説します。
「ワンド6」の正位置
「ワンド6」カードを正位置で出した相談者は今、仕事がのりにのっているはずです。
そのままプロジェクトチームのリーダーとして、または部署の課長や部長としてチームや組織を引っ張っていってください。チーム・メンバーは相談者を信頼しています。
また、相談者が今はまだリーダーに就任していなかったら、近々その要請があるでしょう。
それはぜひ受けてください。「まだリーダーになる自信がない」と思っていても引き受けたほうがよいと思います。
なぜなら上司やチーム・メンバーのサポートが期待できるからです。つまり成功しやすい環境が整っている可能性が高いのです。
重大なことをお伝えします。
相談者は今、業務上の最良の解決策を持っています。
――このようにいわれて「あれのことかな」と感じたら、それのことです。チームのみんなに、今頭に浮かんだ解決策を提案してみてください。
きっと賛同が得られるはずです。
「ワンド6」の逆位置
「ワンド6」カードを逆位置で出した相談者は今、仕事がうまくいっていないはずです。
それもそのはずで、職場内に相談者の足を引っ張る人がいるからです。
仕事を軌道にのせるには、まずはその非協力的な者を特定し妨害をやめさせなければなりません。しかしそれは簡単なことではないでしょう。なぜなら妨害者は1人ではない可能性が高いからです。
もし相談者が今リーダーに就いていたら、近くその職を解かれるかもしれません。残念ながら上司も部下も、相談者はリーダーに相応しくないと感じています。
もしくは相談者はすでに「もうリーダーでいたくない」と感じているのではないでしょうか。
しかし逆位置の「ワンド6」カードは「今はリーダーに就く状態ではない」といっているのであって、「相談者は未来永劫、リーダーに就くべきではない」とまではいっていません。
力を蓄えて時期が来たら再びリーダーを目指せばよいのです。
小アルカナ「ワンド6」の金運についての解釈
相談者が自分の金運を知りたくてタロット占いを行い、「ワンド6」カードが出た場合の解釈の仕方について解説します。
「ワンド6」の正位置
「ワンド6」カードを正位置で出した相談者の金運は、好調であるか、これから上向くかのどちらかでしょう。
もし相談者が今、誰かがリスクを取って勝負を仕かけなければならない状態にあったら、1番手になってもよいでしょう。相談者が最初の投資家になれば、あとに続く人が出てきて、そのプロジェクトは成功するはずです。
ただし正位置「ワンド6」での成功は、相談者1人の成功ではなく、仲間と共に獲得するタイプの成功なので、もし相談者が勝利の果実を独り占めしたらそれ以上の成功は見込めないでしょう。
勝っているときこそ慎重になってください。
そしてここでの成功はあくまで「成功するはず」であり、「絶対に成功する」わけではない点に注意してください。
つまり、なんの根拠もなく株式や債券を購入したり競馬をしたりすれば、損することも十分起こりえます。
「ワンド6」の逆位置
「ワンド6」カードを逆位置で出した相談者の金運は低迷期にあるか、落ち続けているかのどちらかでしょう。
今お金関係で新しい動きに飛びつくと、さらに損失を増やしてしまうかもしれません。ところがこういうときに限っていわゆる「儲け話」が舞い込んできます。それに耳を貸さないことが、相談者にできる唯一の防衛策です。
また、借りがある人たちから一斉に「返せ」と迫られるかもしれません。返済を迫っている人たちが正しければ誠意をもって対応しましょう。
もし相談者が「仲間」や「ともだち」と思っていた人から「返せ」と迫られたら、お金に加えて人間関係の精算(清算)も済ませてしまいましょう。
困っているときに助けるどころか、傷口に塩を塗るような人は「仲間」でも「ともだち」でもないからです。
小アルカナ「ワンド6」の未来についての解釈
相談者が自分の未来を知りたくてタロット占いを行い、「ワンド6」カードが出た場合の解釈の仕方について解説します。
「ワンド6」の正位置
「ワンド6」カードを正位置で出した相談者の未来は明るいでしょう。
相談者はこれからも先頭に居続けることができ、そうすることで未来はさらに明るく灯されます。
周囲の人は相談者の成功を祝福するでしょうし、これからも支え続けてくれます。
しかしそれだけに、挫折したときの衝撃は大きくなります。相談者が「この成功は私だけのもの」と思った瞬間に登り道は途絶え、下り坂が始まります。
周囲のみんなが相談者の未来を照らしているので、周囲の協力を失った瞬間にその光は消えてしまいます。
「ワンド6」の逆位置
「ワンド6」カードを逆位置で出した相談者の未来は暗澹(あんたん)たるものでしょう。
家族、友だち、恋人、仲間、同僚をないがしろにしていませんか。その人たちの恨みや妬みや妨害が、相談者の未来に影を落とします。
しかしタロットカードは常に今の相談者を示しています。占い師がタロットカードで相談者の未来を視るときも、現在を基盤にした未来を提示します。
したがって最悪の未来も現在の上にのっているのであって、相談者が現在を変えていけば未来を好転させることは十分可能です。
明るい未来を1人で築いた人はいません。人を大切にしないで、人から大切に扱われるはずがありません。人から大切にされないで、確固たる未来をつくるのは無理です。
逆位置の「ワンド6」は「このままでは最悪の未来を迎えることになるぞ。変えるなら今だ。変えるなら自分だ」と教えてくれているのです。
小アルカナ「ワンド6」まとめ:周りの人を大切にする気持ちが大事
「ワンド6」の意味を解説しました。
正位置の「ワンド6」カードを出した相談者は「自分は今、人生を順調に前に進めることができている」と感じているのではないでしょうか。
その感覚は正しく、今のままの自分を貫き通してください。特に、周囲の人を大切にする姿勢は必ず維持するようにしてください。毎日「みんなのおかげ、みんなのために」と思って生きることは、正しいことです。
一方、逆位置の「ワンド6」カードを出した相談者は、「人生ってなんて過酷なんだ」と感じているのではないでしょうか。
しかしそれは自分がまいた種が原因です。相談者がないがしろにした人が、相談者の足を引っ張っています。
仲間を大切にしてきましたか。
もし「大切にしてきた」と回答できないのであれば、今すぐ軌道修正していきましょう。
例えば「ありがとう」を口癖にすることから始めてみてはいかがでしょうか。
周囲が「あの人(相談者のこと)変わったな」と思ってきたら、運気に変化がみえてくるはず。
そのときまたタロットカード占いを受けてみてください。そのとき逆位置の「ワンド6」以外のカードが出たら、未来を少し変えたことになります。