タロットカードの小アルカナ「ワンド4」の絵柄(シンボル)は、4本の棒です。
棒のことをワンドといい、ここでは安心と安全を象徴しています。
また「ワンド4」には花も描かれていて、これは平和を意味しています。
タロット占いで「ワンド4」が出てきた相談者は今、どのような運命にあるのでしょうか。小アルカナの意味を詳しく解説します。
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小アルカナ「ワンド4」の意味
78枚で構成されるタロットカードには56枚の小アルカナ・カードがあり、小アルカナはさらに、ワンド(棒)、ペンタクル(金貨)、ソード(剣)、カップ(聖杯)の4つの種類(スート)にわかれます。
ワンド・カードは14枚あり、どれもポジティブなものですが、そこに込められているメッセージは1枚1枚かなり異なります。
ここでは14枚のワンド・カードのうち「ワンド4」カードの意味、シンボル(絵柄)の解釈、正位置と逆位置の意味を紹介します。
「ワンド4」の基本的な意味
「ワンド4」カードの基本的な意味は、安心、安全、安定、平和、平穏、休息となります。
上昇というより水平、激しさより静けさ、前進より足元固め、といったイメージです。
「ワンド4」のシンボル(絵柄)の解釈
「ワンド4」カードのシンボル(絵柄)である4本の棒は、あたかもテーブルの脚(あし)のようにしっかりと地面の上に立っています。
カードにはそのほかに「4本の棒にかかった、花とフルーツのリース」「青い服の人と赤い服の人」「城」「城にかかる橋」「人々」が描かれています。それぞれの意味は次のとおり。
4本の棒の意味
タロットカードの世界では4は安定を意味する。安全、安心、安定、休息の場。また4は物質を意味することもあり、つまり物質が充足している世界を表現している。
4本の棒にかかった、花とフルーツのリースの意味
繁栄、実り、収穫、喜び、祝福を意味する。つまり「ワンド4」の世界は単に安定しているだけでなく、繫栄した状態で安定しているのである。ここに居る者は幸せを感じているはず。
青い服の人と赤い服の人の意味
この2人を女性と説明する占い師もいるが、性別は不明とする解釈もある。「2人」と「青と赤」は、男と女や、水と火、といったように対照的な2つを指す。
そしてここでの男女はお互いに相手をリスペクトしている。
水は火を消し、火は水を蒸発させるため、この2つを対立しているものととらえられることもあるが、ここでは世界をつくる2つの重要物質として描かれている。世界を繁栄、安定させるには水も火も必要である。
さらにこのシンボルは、対立が治まる様子も表現している。
城の意味
理想、目的、ゴール。
城にかかる橋の意味
理想、目的、ゴールにたどり着くことができることを意味している。
人々の意味
くつろぎ、安心。安定した世界は一般の人々にも恩恵を与えている。
「ワンド4」の正位置の意味や解釈
タロット占いで「ワンド4」カードが出てそれが正位置だった場合、「ワンド4」カードそのものの意味になります。
したがってタロット占いの対象者(相談者)は今、心身ともに安定した状態にあり、なかには幸福感に包まれている人もいるでしょう。
- 相談者は今、安定した状態にある
- 相談者は今、安定した状態や休息を必要としている
- 相談者のこれまでの努力や取り組みが、今ようやく結実した
- 相談者は今、「欲しいものはない」「必要なものはすべて手に入れた」と感じている
- 相談者は今、素直に「幸せです」と答えることができる
「ワンド4」の逆位置の意味や解釈
「ワンド4」カードが逆位置に出てしまったら、正位置の逆の状態にあると解釈されます。
つまり相談者は次のような状態にあると考えられます。
- 相談者は今、不安定な状態にある
- 仮に相談者が今、安定した状況にあったとしても、それは一時的な休戦状態でありトラブルは抱えたままである
- 相談者は今、目的を見失っている
- 相談者の今の状態や心情は、衰退、枯れ、落ち込み、悲しみ
- 相談者は今、休むこともままならないほど窮地に陥っている
タロットカード「ワンド4」の相手の気持ちについての解釈
相談者が気になる相手の気持ちを知りたくてタロット占いを行い、「ワンド4」カードが出た場合の解釈の仕方について解説します。
「ワンド4」の正位置
「ワンド4」カードが正位置で出たら、相談者と気になる相手の関係は今、安定した状態にあります。
相談者は相手を必要として、相手も相談者を頼りにしています。相談者はその人と会うことを毎日楽しみにしていて、相手もそう思っています。
もしその人が相談者と同じプロジェクト・チームのメンバーだったら、2人は気が合って協力関係を築くことができるでしょう。
もし相談者が飲食店を経営していれば、良質のお客さんに恵まれているのではないでしょうか。店づくりがようやく軌道に乗り始めたのです。
「ワンド4」の逆位置
「ワンド4」カードが逆位置で出たら、相談者が気になっていた相手は、そろそろわずらわしい存在になってくるかもしれません。相手を不快に感じることが増えていませんか。
もしくは、相手が相談者のことをうとましく思っているかもしれません。
もし相談者が今、プロジェクト・チームのリーダーになっていたら、残念ながらスタッフに恵まれていません。
もし相談者が飲食店の経営者であれば、質の悪い客に苦労しているはずです。
タロットカード「ワンド4」の恋愛についての解釈
相談者が恋愛を占いたくてタロットカードをめくったときに「ワンド4」カードが出た場合の解釈の仕方について解説します。
「ワンド4」の正位置
「ワンド4」カードの正位置を出した相談者の恋愛は今、安定期にあります。相談者はパートナーによって安息でき、パートナーは相談者から癒しを得ています。
もし2人がまだ恋人どうしなら、ゴールに向けた検討に入ってもよいかもしれません。
もし2人が夫婦であれば、まだまだ相手を好きになることができます。2人で助け合うことで豊かな家庭を築くことができるでしょう。
相談者にいい人がいなければ、近くよい出会いがあるでしょう。その人は相談者に安らぎを与えてくれるはずなので、チャンスを逃さないようにしたいものです。
「ワンド4」の逆位置
「ワンド4」カードが逆位置で出たら、相談者の恋愛は最悪期に突入したか、近く突入する可能性が高いでしょう。
何をやっても、何を言っても、2人は食い違うばかり。「理想の人ではなかった」と、相談者自身もパートナーも感じています。
付き合い始めた当初は、自分と違う要素を持っているパートナーに惹かれましたが、今は「なぜ私と同じではないのか」とイラついてしまいます。
恋人が隣にいない時間が訪れると「やっと1人になることができた」と安堵する自分がいます。
もし2人が夫婦なら離別の日が近いかもしれません。
しかし逆位置の「ワンド4」カードは夫婦の危機を教えているだけなので、相談者は離婚を回避する措置を講じることができるはずです。
タロットカード「ワンド4」の仕事についての解釈
相談者が仕事の状況について知りたくてタロット占いを行い、「ワンド4」カードが出た場合の解釈の仕方について解説します。
「ワンド4」の正位置
「ワンド4」カードを正位置で出した相談者は、今ようやく、これまでの努力が実りました。今こそ収穫のときです。どんどんパフォーマンスを上げていきましょう。
もし相談者が企業の営業担当者なら、これまで構築してきた人脈をフル活用して、どんどん自社製品を売っていってください。
もし相談者がプロジェクト・リーダーを任命されたら、リーダーシップをいかんなく発揮できるでしょう。
もし相談者が経営者なら、自社の経営は安定しているので、すでに立てた経営戦略を着々と進めていってください。
「ワンド4」の逆位置
「ワンド4」カードを逆位置で出した相談者は今、自分の仕事に不安を感じていることでしょう。
自分の能力のなさを嘆いているかもしれませんし、難しいミッションにたじろいでいるかもしれませんし、社内対立に巻き込まれているかもしれません。
仕事のことが気になって、夜もあまり眠れないのではないでしょうか。
そして「仕事に区切りがついた」と感じていても、それは成果が出ているわけでも、トラブルを解決できたわけでもありません。一呼吸置いたら、また困難に立ち向かっていく必要があります。
しかしすべての仕事によいときと悪いときの波があるので、「ワンド4」カードを逆位置で出したからといって、相談者は落胆する必要はありません。今は耐えるときです。
このときただ嵐が過ぎ去るのを待つのではなく、マニュアルを読み返したり、資格取得のための勉強を始めたり、これまでないがしろにしていた人脈づくりに取り組んでみたりしてはいかがでしょうか。
タロットカード「ワンド4」の金運についての解釈
相談者が自分の金運を知りたくてタロット占いを行い、「ワンド4」カードが出た場合の解釈の仕方について解説します。
「ワンド4」の正位置
「ワンド4」カードを正位置で出した相談者の金運は今、安定しています。
注意していただきたいのは、「安定した金運」は「急上昇している金運」ではないということです。
したがって、資産が何倍にもなるといったことは起きません。
ではどのような金運が巡ってくるのかというと、経済情勢が相当悪化しているのに、相談者の資産はそれほど減らなかった、といったような形で現れるでしょう。
つまり「増えてラッキー」タイプの金運ではなく、「減らなくてよかった」タイプの金運です。
欲望をむき出しにするのではなく、この安定した金運を維持するようにしてください。
「ワンド4」の逆位置
「ワンド4」カードを逆位置で出した相談者は今、お金について相当不安を感じているはずです。
投資にことごとく失敗したかもしれません。
給料アップを狙って転職したのに、前の会社の給料より減ってしまったかもしれません。
公営ギャンブルで負け越している人もいるのではないでしょうか。
そして逆位置の「ワンド4」カードは衰退を意味することもあるので、このまま同じことをしていたら最悪の事態を招くかもしれません。
今はお金を増やすときではありません。お金が減るのを食い止めるときですらありません。今は、お金の減額幅を縮めるときです。
大きな損を被ることを回避するために、あえて小さな損を選択しなければならないときです。
「最悪だ」と思っている相談者もいるでしょう。とにかく今は、お金を外に漏らしている穴をふさいでいきましょう。
タロットカード「ワンド4」の未来についての解釈
相談者が自分の未来を知りたくてタロット占いを行い、「ワンド4」カードが出た場合の解釈の仕方について解説します。
「ワンド4」の正位置
「ワンド4」カードを正位置で出した相談者は、このまま進んでいけば未来は明るいものになるでしょう。
ここまで安定した未来像を描くことができるのは、これまでの努力があったからです。
そのため実際に未来を安定させるには、これからも努力を続ける必要があります。
「ワンド4」の逆位置
「ワンド4」カードを逆位置で出した相談者は今、将来に不安を感じているはず。もし将来を案じていなかったら、案じたほうがよいでしょう。
今のままでは、現在の不安定さが将来の不安定さを生むだけです。今は休息するときではなく、動くとき、働きかけるとき、取り組むときです。
そうだからといって逆位置の「ワンド4」カードが出たことを悲嘆する必要はありません。タロットカードは現状と、現状が導く未来を示しているだけです。
相談者は、逆位置の「ワンド4」カードを自分への警告ととらえてください。このカードは「今頑張れば未来を変えられる」と教えているのです。
小アルカナ「ワンド4」まとめ:安定した地位は努力の賜物
「ワンド4」の意味を解説しました。
正位置の「ワンド4」カードを出した相談者は今、いつになく自信にみなぎっていることと推察します。
相談者の今の安定した地位は、単なる幸運の巡り合わせではなく、これまでの努力と自己研鑽と勉強と働きの賜物(たまもの)です。
「今の私が安定しているのは当然のこと。だって私はそれくらい頑張ってきたのだから」そう思う権利が、今の相談者にはあります。
一方、逆位置の「ワンド4」カードを出した相談者は、その真逆の心理状態のはず。「なぜこんな状態に陥ってしまったのだ」と頭を抱えて不安な毎日をすごしているのではないでしょうか。
しかし「なぜ」なのかは自身でわかっていると思います。すべては自分に帰します。
まずは目的と目標をつくり直して、それを達成するため何が必要になるのかを調べて、「やることメモ」をつくり、1つずつ取り組んでいきましょう。
そして月日が経過して、「私も努力を重ねてきた。実績も上向いてきた」と思うことができたら、もう一度タロット占いを受けてみてください。
きっと逆位置の「ワンド4」カードではないカードが出るはずです。