タロットカードの「ワンド5」の絵柄(シンボル)は、5本の棒です。
棒のことをワンドといい、よいことをもたらすものと考えられています。
小アルカナ「ワンド5」を引き当てた占い対象者(相談者)は今どのような運命にあり、近い将来何がもたらされるのでしょうか。
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タロットカード「ワンド5」の意味
78枚で構成されるタロットカードには56枚の小アルカナ・カードがあり、小アルカナはさらに、ワンド(棒)、ペンタクル(金貨)、ソード(剣)、カップ(聖杯)の4つの種類(スート)にわかれます。
ワンド・カードは14枚あり、どれもパワフルかつポジティブなものですが、そこに込められているメッセージは1枚1枚かなり異なります。
ここでは14枚のワンド・カードのうち「ワンド5」カードの意味、シンボル(絵柄)の解釈、正位置と逆位置の意味を紹介します。
「ワンド5」の基本的な意味
「ワンド5」カードの基本的な意味は、自由、変化、挑戦となります。
「ワンド5」を引き当てた相談者は今、ポジティブな気持ちで前進しようとしているはずです。
「ワンド5」のシンボル(絵柄)の解釈
「ワンド5」カードのシンボル(絵柄)に描かれているのは「5本の棒」「その棒を1本ずつ持つ5人の男性」「棒から生える若葉」「青空」です。それぞれのシンボルが意味することを紹介します。
5本の棒の意味
自由、変化、発展、挑戦、成功を意味する。安全な場所にいる人が、そこから離脱して新たな道に進む様子を描いている。
ただしその成功は約束されたものではなく、「変化を恐れず挑戦して発展すれば」という条件がつく。
棒を1本ずつ持つ5人の男性の意味
5人は戦いの準備をしている。もしくは、戦いの練習をしている。
シンボルに使われているのは男性だが、女性がこれだけ活躍している現代においては、女性の戦いも象徴していると考えるべきであろう。
この戦いの準備・練習は必要不可欠なもので、「ワンド5」カードは「戦わずして得られるものはない」と教えている。さらに「仲間をつくって戦え」ともいっている。
ビジネス・シーンや生活シーンでは、戦いのことを切磋琢磨や生産的な議論と解釈してもよい。
棒から生える若葉の意味
新しいエネルギーが湧きあがってくる様子を描いている。
青空の意味
高い理想、精神性の高さ、潔白さを意味する。
「ワンド5」の正位置の意味や解釈
タロット占いで「ワンド5」カードが出てそれが正位置だった場合、「ワンド5」カードそのものの意味になります。
したがってタロット占いの対象者(相談者)は今、次のような状態にあります。
- 相談者は今、安定した状態に飽きていて、新しいことに挑戦したがっている
- 相談者は今、自分はまだまだ発展できると考えている
- 相談者は今、高い理想を持っている<
- 相談者には今、一緒に発展していく仲間がいる
「ワンド5」の逆位置の意味や解釈
「ワンド5」カードが逆位置に出てしまったら、正位置の逆の状態にあると解釈されます。
つまり相談者は次のような状態にあると考えられます。
- 相談者は今、安定した現状にしがみつこうとしているが、それはよくないことである
- 相談者は今、変化や前進を恐れているが、それは後退を意味する
- 相談者は今、「発展しなくてよい」、あるいは「発展できそうにない」と思っている
- 相談者は今、大きな紛争に巻き込まれている
「ワンダ5」を逆位置で出した相談者は、現状の停滞感に警戒するだけでなく、それがよくないことをもたらすことにも注意しなければなりません。
つまり、そのままでいることは、そのままではいられないことを意味し、悪化することを覚悟しなければなりません。
そして逆位置では「棒を1本ずつ持つ5人の男性」の意味が、紛争や混乱に変わってしまいます。
今のままでは紛争に巻き込まれて翻弄され続けることになるでしょう。もしくは、相談者は今、紛争の真っ只中にあるかもしれません。
小アルカナ「ワンド5」の相手の気持ちについての解釈
相談者が気になる相手の気持ちを知りたくてタロット占いを行い、「ワンド5」カードが出た場合の解釈の仕方について解説します。
「ワンド5」の正位置
正位置で「ワンド5」カードを出したら、相談者と気になる相手との関係は終焉を迎えるかもしれません。しかしそれは発展的解消であり、悲しい別れではありません。
人が進化するとき、その進化レベルに合った人が必要になります。例えば、高校生が大学生になったら、もう高校教師から学業を教わることには意味がなく、大学教授から学問を教わらなければなりません。
自分が進化しようとしているのに、これまで付き合いのある人が停滞していれば置いていくよりないでしょう。もちろん、友情部分は残るかもしれませんが。
ただ正位置の「ワンド5」が出ても、気になる人と別れないこともあります。それは気になる人が相談者と一緒に進化していく場合です。
相談者が相手に「自分はこれから進化していこうと思う」と告げたとき、相手が「実は自分も進化しなければならないと考えていた」と言ってくれれば、2人はこれまで以上に関係性を強化させて2人で発展していくことができます。
そして相談者は仲間をつくることができます。新しいことに挑戦するたびに、困難に立ち向かうたびに、支援者は増えていきます。
「ワンド5」の逆位置
逆位置の「ワンド5」カードを出した相談者は今、気になる相手との付き合いを継続していこうと思っているのではないでしょうか。
「本当はこの関係は解消すべきなのに」と思っているのに、です。
相談者はその相手との付き合いに快楽を感じているはずです。しかしその快楽は相談者によいことをもたらしません。
停滞はときに「安定」と呼ばれ、居心地よく感じることがありますが、それは進化を邪魔しています。
もしくは相談者は今、気になる相手との関係を解消したくてしょうがない状態にあるかもしれません。
それは、気になる相手が最近、自分(相談者)に対して厳しくなっているからです。
相手は相談者のことを想ってあえて厳しい現実をみせてくれているのに、相談者はそれをうとましく感じています。
もし相談者がその相手を切り離したら、自己を発展させる機会が遠のくでしょう。
家族の仲が悪くなる可能性があります。もしくはすでに険悪なムードにあるのではないでしょうか。
小アルカナ「ワンド5」の恋愛についての解釈
相談者が恋愛を占いたくてタロットカードをめくったときに「ワンド5」カードが出た場合の解釈の仕方について解説します。
「ワンド5」の正位置
「ワンド5」カードの正位置を出した相談者の恋愛は今、次のフェーズに進む段階にあります。
普通の付き合いがより深い付き合いになります。もしくは、恋人から夫婦に進化するときを迎えているのかもしれません。
ただ、正位置の「ワンド5」を出した相談者が、恋人と別れることもあります。
しかし別れは新しい出会いを連れてくるものであり、相談者は今まさにその状態にあります。
「この人は恋人としてはまずまずだったけど、どうしても結婚相手とみなすことができない」と感じていたら、今こそ動き出すときです。
「ワンド5」の逆位置
逆位置の「ワンド5」カードを出した相談者は今、恋人との関係にマンネリを感じていませんか。
「仲がいいというわけではなく、喧嘩しないだけ」とか「理解し合っているわけではなく、非難し合わないだけ」と感じているのではないでしょうか。
それはつまり、喧嘩しないだけで仲がよいわけではなく、非難し合わないだけで理解し合っているわけではない関係です。
相談者が恋人に興味をなくしているように、恋人も相談者を以前ほど必要としていないかもしれません。
もし相談者に配偶者がいれば、いわゆる価値観の違いを意識しているはずです。
小アルカナ「ワンド5」の仕事についての解釈
相談者が仕事の状況について知りたくてタロット占いを行い、「ワンド5」カードが出た場合の解釈の仕方について解説します。
「ワンド5」の正位置
「ワンド5」カードを正位置で出した相談者は、今こそ仕事で結果を出すときです。
新たなスキルを獲得するときであり、チャレンジングな業務が公募されたら果敢に挑戦すべきです。
それにはまず、今の安定したポジションを捨てることを決断しなければなりません。正位置の「ワンド5」が告げるのは、そのままの進化ではなく、現状を離脱しての進化だからです。
もし相談者が今、ほかの人でもできる仕事を抱えていたら、それを部下や後輩社員に譲ってしまい、自分はフリーハンドを持つようにします。
仕事を手離すことは、自分の存在価値を低下させることを意味しますが、フリーハンド状態にないと新たな難しい仕事にチャレンジすることはできません。
もし相談者が転職を考えていたら、検討を次の段階に進めたほうがよいでしょう。その転職が困難をともなうものの大きなリターンを期待できるのであれば、リスクを取る価値は十分あるでしょう。
起業するためにこれまで準備をしてきていれば、今が勝負のときです。
「ワンド5」の逆位置
「ワンド5」カードを逆位置で出した相談者は今、仕事において受け身の姿勢、または守りの姿勢を取っています。
「今の仕事さえ続けていれば、社内での存在意義をキープできる」と思っているのではないでしょうか。
もしくは「今の困難な状況から抜け出したい」と思っていませんか。せっかく上司が、チャレンジングなプロジェクトを担当するチームに相談者を加えてくれたのに、相談者はモチベーションが高まりません。
むしろ「新しいことを覚えるのが面倒だ」と思ったり「失敗したら責任を取らされる」とネガティブに感じていたりしています。
仕事ではもう1つ注意しなければならないことがあり、それは相談者が社内外のトラブルに巻き込まれることです。
社内の派閥争いで不利な状況に置かれるかもしれません。ライバル会社との競争に敗れるかもしれません。
そして、誰が味方で誰が敵なのか、今の相談者ではみわけがつきません。
小アルカナ「ワンド5」の金運についての解釈
相談者が自分の金運を知りたくてタロット占いを行い、「ワンド5」カードが出た場合の解釈の仕方について解説します。
「ワンド5」の正位置
「ワンド5」カードを正位置で出した相談者の金運は今、上向いています。今こそリスクを取って投資するときです。
この場合の「投資」とは、株式投資や不動産投資を含む金融商品の購入だけでなく、自分への投資も含まれます。
自分への投資とは例えば、資格を取るために通信講座を受けるといったことです。
資格を取るための勉強はお金も時間も手間もかかりますが、金運が上昇しているので、期待以上のリターンが得られる可能性があります。
「ワンド5」の逆位置
「ワンド5」カードを逆位置で出した相談者の金運は今後、低下するでしょう。投資はことごとく失敗します。
特に株式投資など金融商品の購入に熱心な方は、今は投資を手控えるときかもしれません。そうしないと大火傷を負うことになるかも。
小アルカナ「ワンド5」の未来についての解釈
相談者が自分の未来を知りたくてタロット占いを行い、「ワンド5」カードが出た場合の解釈の仕方について解説します。
「ワンド5」の正位置
「ワンド5」カードを正位置で出した相談者の未来は有望です。
ただしそれは、新たな挑戦をすれば、という条件がつきます。もしくは、自分の殻を破って変化し続けていけば、という条件がつきます。
しかし今の相談者にその心配はないはず。なぜなら相談者は今、やる気に満ち溢れているからです。
その原動力を活用して、自分をどんどん磨いていきましょう。
「ワンド5」の逆位置
「ワンド5」カードを逆位置で出した相談者の未来は、このままでは暗澹(あんたん)たるものになってしまうでしょう。
しかしその原因は自分でもよくわかっているはず。相談者は占いを受ける前から「現状の延長線上に明るい未来が待っているわけがない」と感じていたのではないでしょうか。
残念ながら、その予想は的中してしまうでしょう、「今のままなら」ば。
そうです。タロットカードは、過去と現在から未来を占います。つまりタロットカードは、相談者の運命を決めているわけではないのです。
したがって逆位置の「ワンド5」を出した相談者が「未来を変えよう」と立ち上がれば、そしてそれに必要な取り組みを始めれば、徐々に光が差し始めるはずです。
タロットカード占いでネガティブな結果が出たら「駄目だ」と思わずに「変えていくきっかけをもらうことができた」と考えるべきです。
小アルカナ「ワンド5」まとめ:自身の”変化”を表すカード
「ワンド5」の意味を解説しました。
正位置の「ワンド5」カードを出した相談者は今、変わるときにあり、変わることを恐れていません。
それは変わることが進化や発展をもたらすことがわかっているからです。
相談者はやるべきことをやるだけです。
しかも相談者には力強い仲間がいます。自分が進化すれば、よりレベルの高い人たちが相談者をサポートしてくれます。
逆位置の「ワンド5」カードを出した相談者は今、停滞しています。しかも現状を「安定」と呼んで自分をごまかしています。
変化は常に恐怖をもたらします。誰だって変わりたくないのです。しかし変わらなければ得られない果実があり、逆位置の「ワンド5」カードを出した相談者の目の前にもそれが存在します。
それなのに相談者は変化を恐がって前に進むことができません。
変化しなければ得られないものは、変化しなければ得られません。